BOURDONVAC / CAPSULE - 機械式ダイヤル型ゲージ
堅牢な機械式真空計
- 機械式真空計では、ダイヤフラムの表面に作用する力を記録することで、圧力を直接測定します。
- 測定値は、計測するガスの種類や圧力に依存しません。
- ほとんどの機械式ダイヤルゲージの圧力範囲は、1000 mbar(大気圧、750 Torr)~1 mbar(0.75 Torr)です。
- BOURDONVACゲージ
- CAPSULEゲージ
BOURDONVAC
BOURDONVACの内部部分はブルドン管であり、円弧状に曲げられ、真空システムに接続されています。
外部気圧の影響により、排気プロセス中にチューブの先端が多少なりとも曲げられます。これにより、この点に取り付けられたポインターの配置が作動します。対応する圧力は、直線目盛で読み取ることができます。
BOURDONVACゲージを使用すると、大気圧から1 mbar/torrまでの圧力を大まかに測定できます。
この機構は局所的な大気圧にさらされるため、大気圧の変動の影響を受ける可能性があります。
これらのゲージは、過酷な環境下での大まかな圧力測定用に設計されています。
- ステンレス鋼製の測定セルにより、プロセス適合性に優れています。
- 振動に対する耐性
- IP54等級
CAPSULE
CAPSULEゲージは、ダイヤルに接続されたダイヤフラムで動作します。
装置内には、密閉され、真空にされた薄壁のダイヤフラムカプセルが装備されています。真空圧が下がると、カプセルが膨らみます。この動きはレバーのシステムを介してポインターに伝達され、直線目盛で圧力を読み取ることができます。
計測セルは外部環境に対して密閉されているため、大気圧の変化による影響を受けず、10 mbar/torr未満の圧力でもより信頼性が高い測定が可能です。
- 振動の影響なし
- 計測システムは真空環境に開放されているため、腐食性のある媒体への耐性が低くなります。
CAPSULEゲージは、より低い圧力を読み取るのに適しているため、2つのフルスケールを提供しています。
- 1000~1 mbar(750~0.75 torr)
- 100~1 mbar(75~0.75 torr)では、後者の方が低圧での分解能が高くなります。
また、次のいずれかが付属します。
- 真空システムに直接接続するためのDN 16 ISO-KFフランジ
- パネル取り付け用のアイソレーションバルブを内蔵した、食品包装機で使用するための10 mm径ホースノズル。