BOURDONVACの内部部分はブルドン管であり、円弧状に曲げられ、真空システムに接続されています。
外部気圧の影響により、排気プロセス中にチューブの先端が多少なりとも曲げられます。これにより、この点に取り付けられたポインターの配置が作動します。対応する圧力は、直線目盛で読み取ることができます。
BOURDONVACゲージを使用すると、大気圧から1 mbar/torrまでの圧力を大まかに測定できます。
この機構は局所的な大気圧にさらされるため、大気圧の変動の影響を受ける可能性があります。
これらのゲージは、過酷な環境下での大まかな圧力測定用に設計されています。
CAPSULEゲージは、ダイヤルに接続されたダイヤフラムで動作します。
装置内には、密閉され、真空にされた薄壁のダイヤフラムカプセルが装備されています。真空圧が下がると、カプセルが膨らみます。この動きはレバーのシステムを介してポインターに伝達され、直線目盛で圧力を読み取ることができます。
計測セルは外部環境に対して密閉されているため、大気圧の変化による影響を受けず、10 mbar/torr未満の圧力でもより信頼性が高い測定が可能です。
CAPSULEゲージは、より低い圧力を読み取るのに適しているため、2つのフルスケールを提供しています。
また、次のいずれかが付属します。
BOURDONVACは腐食性媒体に適していますが、大気圧の影響を受けます。カプセルゲージは腐食性媒体には対応できませんが、大気圧の影響を受けません。DIAVAC 1000は、両方の優れた特徴を1つのゲージに集約したものです。
ケース内には絶対圧力測定が可能なダイヤフラムがあり、密閉真空チャンバーは、計測する真空圧力からダイヤフラムによって分離されています。これが参照量となります。
排気量が増加すると、測定する圧力と基準チャンバー内の圧力の差が小さくなり、ダイヤフラムが屈曲します。この屈曲は、レバーなどの機械的な手段によって、例えばポインターの目盛りに伝達されます。
DIAVAC DV 1000は、感応部が密閉された基準体積内にあり、センシングセル内の真空にさらされる素材がステンレス鋼/FPMであるため、腐食環境下での大まかな圧力計測用に作られています。
ゲージの精度を上げるために、各目盛りは、最適な性能を得るために個別に校正されています。